リフォーム業者の選び方|失敗例から最適な1社を見つける3つのポイント
リフォーム業者の選び方は、過去の失敗例から学ぶことが大切です。
失敗例をふまえて会社を選ぶことで失敗を避けられる可能性がグンとあがります。
ここでは、失敗例をふまえて最適な1社を見つける方法をご紹介します。
リフォーム業者選びの失敗例
リフォーム業者選びでよくある失敗例トップ3は下記のとおりです。
■リフォーム会社が不得意とする工事をたのんでしまった
「知名度がある」とか「評判がいい」という理由で
リフォームをたのんでしまうと陥りやすい失敗です。
リフォーム会社には得意・不得意があります。
あなたが依頼するリフォーム工事を得意とする会社に頼むことが大切です。
リフォーム会社はカタログに自社の強みを打ち出しています。
各社を比較すると、依頼する工事を得意とする会社を見つけ出すことができます。
■巧みな営業トークにのせられてしまった
巧みな営業トークにのせられて、本来必要としていた
工事以外の工事もたのんでしまう方は少なくありません。
リフォームで暮らしを快適にするのが目的にもかかわらず、
予算オーバーして家計が苦しくなっては本末転倒です。
どんな工事をすればよいのかをあらかじめ明確にしておきましょう。
500万円未満のリフォームは資格が必要ありません。
技能や実績がない素人でも工事ができてしまうわけです。
欠陥が生じたり、補償を請求しようとしたら倒産していた
なんてことも日常茶飯事ですので、
国家資格をもつリフォーム会社にたのむことが大切ですね。
■1社から見積もりをとったため費用が相場より高かった
1社からしか見積もりをとらなかった場合、
費用が高いのか、安いのか判別しにくいです。
相場より高くなってしまい、
数万円〜数十万円単位で大損する危険性もあります。
リフォーム会社によってメーカー設備の値引率も異なるからです。
複数社から見積もりをとったほうが、
見積もりとプランを比較できるのでおすすめします。
リフォーム業者のタイプを知る
リフォームをする会社にはいろんなタイプがあります。
- リフォーム専門会社:小〜大規模工事に対応。地元密着店が多い
- ハウスメーカー:小〜大規模工事に対応。アフタードローやメンテナンスが充実
- 設計事務所・建築家:大規模工事に対応。こだわりのデザインが実現可能
- 住宅設備メーカー:LIXIL・TOTOなどが自社製品を扱う工事店ネットワークを所有
- 家電量販店・ホームセンター:小規模工事に対応。オプション・追加工事に対応しにくい
- 電気・ガス会社:給湯器やガス配管などの得意分野に特化
リフォーム業者の探し方
リフォーム業者の代表的な探し方は下記5つです。
- インターネットの業者探しサイト
- リフォーム会社のホームページ
- チラシ・雑誌の広告
- 設備・住宅メーカー・雑誌社主題の相談会
- 地元の工務店・リフォーム店
「キッチン体験会」に参加すると、各メーカーのキッチンの使用感をつかむことができるのでおすすめです。
時間がない方や妊娠していて外出ができない方は、
ネットの業者探しサイトからカタログを請求すると
「キッチン体験会」の案内も郵送されてきます。
リフォーム業者選びの3つのポイント
各社のカタログを比較して、リフォーム会社の強みを把握しましょう。
自分がたのむ工事を得意とする会社から
見積もりをとって比較するわけです。
欠陥が生じにくくなるだけでなく、
想像を超えるようなプランを提案してもらいやすくなります。
リフォームの経験や実績が豊富にあると安心につながります。
過去の施工事例がたくさんある会社は
ノウハウが蓄積されているため
失敗のリスクが大幅に下がります。
厳正な審査をクリアした優良会社は下記の団体に加盟しています。
加盟していないリフォーム会社と比べて信頼度が高いです。
- 日本住宅産業リフォーム協会
- 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合
- ベターライフリフォーム協会
- 良質リフォームの会
- マンションリフォーム推進協議会
- マンション計画修繕施工協会
リフォーム業者を1社に絞る
■なにかあったときにすぐ来てくれるか?
工事内容を変更したいときやトラブルがあったときに
業者がすぐ家に来てくれるかどうかは大切なポイントです。
工事がそのまま進んでしまうと
やりなおしがきかなくなる場合もあるからです。
地元密着の工務店ほどフットワークが軽く、対応がはやい傾向があります。
■質問に明確な回答が得られるか?
疑問があったときは担当者へ積極的に質問することが大切です。
その質問に対して明確な回答が得られると信頼できますね。
■担当者はメリットだけではなくデメリットも話してくれるか?
どんな工事にもメリット・デメリットは付き物です。
メリットだけを提示して話を進めようとする担当者は、
裏がある可能性があります。
■同じ条件で複数社から見積もりをとる
キッチンのタイプ(I型・U型・L型・ペニンシュラ型・アイランド型)や
機能性、グレードなど、複数社から同じ条件で見積もりをとると、
各社の提案内容や金額を比較しやすくなります。
各社でなぜ費用が異なるのか、
ほかの会社と比べてなにがちがうのかを質問しやすくなります。
リフォーム会社によってメーカー設備の値引率が
異なることもわかりますので、
コスパ重視であればより安いところに依頼するとよいですね。
リフォーム業者からカタログ・見積もりを取り寄せる超効率的な方法
リフォームのカタログ・見積もりを1社ずつ取り寄せるのはおすすめできません。
膨大な時間・手間・労力がかかるからです。
そこでおすすめなのが、リフォームの一括見積もりサイトです。
リフォームの一括見積もりサイトを利用すると、
一度の入力で複数社に資料を請求することができます。
私も利用してみましたが、各社にわざわざイチから
要望を伝える必要がないのでかなり時間が短縮できました。
しつこい営業や個人情報の流出もいまのところ確認されていません。
お仕事が忙しかったり、妊娠していてショールームに
でかけられない方にはもってこいのサービスです。